代表挨拶
時代の変化を柔軟に捉え、
空港の安全に貢献します。
~中央工営株式会社は、空港施設維持管理の専門技術者集団です~
中央工営株式会社は、1963(昭和38)年に創業し、今日まで60年にわたって東京国際空港(羽田空港)の土木施設の維持管理を担ってきました。当社の創業当時は、航空輸送の幕開けともいうべき時代で、日本の玄関口である羽田空港は需要が急拡大していました。これに合わせて、滑走路の新設や延長などの施設整備次々と進められましたが、反面、維持管理には十分に手が回らず、空港運用の安全が脅かされかねない状況にありました。中央工営株式会社は、そのような状況に危機感を持った空港技術者たちが、使命感のもとで設立した空港施設の維持管理のパイオニア企業です。創立以来当社は、高度化、大規模化を続ける羽田空港の施設の維持管理業務を一貫して実施することで、空港の安全を支える重要な役割を担ってきました。
他方、1975(昭和50)に初の本格的海上空港として開港した長崎空港においては、開港当初から航空灯火の維持管理業務を行ってきました。羽田では土木施設、長崎では電気設備と、両空港で維持管理の対象施設が異なりますが、私たちは60年前に創業者が感じていた使命感を共通の原点に、日本の空の安全の一翼を担ってきました。また、これら空港の維持管理業務で培ったノウハウを活かして、空港整備や空港周辺での関連業務などにも携わっています。
ここ数年、新型コロナウイルスによる影響を受けて航空需要は一時的に減退していますが、ウィズコロナ、アフターコロナの時代の到来とともに、今後発着便数は急速に回復することが予想されます。当社は羽田空港や長崎空港の発展を維持管理の側面から支え、安全な空港運用に欠かせない施設の維持管理に努めてまいります。便数の急回復に伴い工事時間の制約が強まるなど、作業環境が厳しくなることも予想されますが、高度な技術と抱負な経験を活かして安全・安心な空港運用を支えていくことが我々の使命だと考えています。
中央工営は空港維持管理業務に環境配慮型技術やデジタル技術を積極的に導入するなど、時代の変化と要請を先取して100年企業を目指します。
代表取締役社長
傍士 清志
企業理念
人と技術で空港を守る
~中央工営は、羽田空港と長崎空港の土木施設・航空灯火の維持管理業務や関連事業を通じて、空港の安全と地域の発展に貢献します~
経営方針
(1) 安全
- 高度な技術力と専門知識で、安全で安心な空港運用に貢献します。
- 安全を最優先に、迅速で高品質な現場対応を行います。
(2) 信頼
- ひとりひとりが良識を持って行動し、社会の公正実現に貢献します。
- 誠実な対応で、発注者とすべての関係者の信頼を獲得します。
(3) 成長
- 個々の技術力を磨き、伝えることで組織力を強化します。
- 時代の変化と要請を先取して、創立100年の会社を目指します。